宙楽(光)の建築3

大切な文様やカタチ

2019年11月14日

昔の日本人、特に江戸時代までは普段着とし身に着ける着物や小物、布団に使う生地などに吉祥文様と呼ばれる「カタチ」を常日頃から大切に使ってきました。

 

そしてその文様の持つ意味やチカラを伝え知り、その時々に合わせて身に付けて大切にしてきました。

今でも着物の世界では生きていますが、その文様やカタチの持つ意味やチカラの多くは残念ながら忘れられてしまいました。

世界に目をやっても古い文明を持つ国の多くでが使われ伝えられていますが、深い意味までは忘れ去られています。

多分、かつては伝えなくとも感覚で分かり、そのチカラを実感し間違う事なく使う事が出来たので、伝える必要が無かったのかもしれませんが、不必要な情報が溢れ便利になりすぎて、その感覚が弱まってしまい身に付ける事すら忘れてしまったのかもしれません。

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