ロングライフ住宅について 2

「ロングライフ住宅」について その2

2022年12月19日

「ロングライフ住宅」2

前回の続き

ロングライフ住宅という言葉が生まれて久しく、国の政策で推し進められましたが世の中には未だに全く浸透せず、補助金や優遇措置が住宅業界の都合でねじ曲げられ、ロングライフ住宅とは違った方向に進んでしまいました。

またコロナ禍需要で施工ラッシュとなり、住宅業界もエンドユーザーも更にロングライフ住宅から遠のいてしまったようです。

さて、気を取り直りて私なりの定義の続きです。

④ 素材やカタチ、色、デザインなど、住む人や家族に合ったエネルギーや波動を高める工夫と努力で、住めば住むほど健康を増進する環境、人の意識を深い所から穏やかに変える空間をお届けする事。

⑤次世代を担う子供たちやお孫さんに対しても常に安心安全であり、生きた素材が生きた家族のイノチを育み、家族の生命の森が生まれ、心も身体も魂も含めた拠り所である故郷、帰るべき場所となり、時代を超えて受け継ぎたくなるよなお家である事。

⑥50年に1度と言われているような地震や台風などの自然災害にも対応し、家族の命と目に見えるモノ見えないモノ(実はこちらが大切)を含めた財産を守り、家族の絆と豊かな時間を育むお家である事。

⑦急激な温暖化による環境変化によって発生している構造材の腐朽やカビ、シロアリなどの食害に対応して、一生涯 丈夫で長持ちする構造体、内装材、断熱材である事。

⑧時代の変化に柔軟に対応する為にコストをかけず簡単に可変する事が出来る工夫が有り、家族が自然と集まり会話と笑顔が溢れ、何気ない時間に幸福を感じられる、そして何より春夏秋冬、昼も夜も雨の日も風の日も楽しく過ごせるお家である事。

書き出したり言い出せば 切りはありませんが、家族を守り 子供たちの生命や夢を育み、暮らしや大好きな事を一生涯愉しむ事の出来る、そして何よりも そこにいるだけでホッとして、心も体も緩む家。

いのちをバトンタッチする 暮らしをバトンタッチする お家をバトンタッチする そんな住宅こそがロングライフ住宅だと、私は思っています。

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